毎月PMSがつらい…仕事への影響と上手な付き合い方

毎月PMSがつらい…仕事への影響と上手な付き合い方

生理前になると、なんとなくイライラしたり、やる気が出なかったり…。心や体の不調が仕事にも影響して、「自分ってダメだな…」と落ち込んでしまうこと、ありませんか?

それはPMS(生理前症候群)かもしれません。今回は、働く女性がPMSと上手に付き合うためのヒントをご紹介します。

 

PMSってどんなもの?生理前のつらさの正体

PMSとは「月経前症候群」のことで、生理が始まる1〜2週間前から心と体にさまざまな不調があらわれる状態を指します。

具体的には、イライラ・情緒不安定・気分の落ち込みなどの精神的な症状に加えて、頭痛・むくみ・腹部の張り・眠気といった身体的な症状が出る人も多くいます。

女性の約70〜80%が何らかのPMS症状を経験していると言われていますが、そのつらさは人によって大きく異なります。「なんとなく不調」が毎月繰り返されるのに、原因や対処法がわからないまま放置されがちなのもPMSの特徴です。

 

仕事にこんな影響が…無理を重ねる前に知っておきたいこと

PMSがあると、集中力の低下や思考の鈍さ、イライラによるコミュニケーションのトラブルなど、仕事にも少なからず影響が出ると言われています。身体面でも、頭痛や強い眠気、だるさなどがあると、日中集中しづらいと感じる方も。それでも、「周囲に迷惑をかけたくない」「甘えていると思われたくない」という気持ちから、つらさを隠して無理をしてしまう人が多いのが現状です。

その結果、自己嫌悪に陥ったり、ストレスを抱え込んでしまったりと、悪循環に陥ることもあります。まずは「毎月同じ時期に調子が悪くなるのは、自然なこと」と理解することが、気持ちをラクにする第一歩です。

職場でもできる!PMSとうまく付き合う工夫

PMSと上手に付き合うためには、無理せず実践できるセルフケアの工夫を日常に取り入れることが大切です。

まず、自分の体調リズムを把握するために、生理日や体調の変化をアプリや手帳で記録してみましょう。PMSが起こりやすいタイミングを把握できれば、その時期に無理のない仕事配分を考えたり、タスクを前倒しにしておくことも可能になります。

オフィスでは、昼休みに5分間目を閉じて深呼吸をするだけでもリフレッシュできるかもしれません。また、体を冷やさないよう温かい飲み物を飲んだり、軽くストレッチをするのもおすすめです。

 

PMSは一人で抱えなくていい

PMSのつらさは、我慢せず医療機関に相談することも選択肢の一つです。症状に応じて処方や対処法を提案されることもあります。また、近年はPMSや生理に関する理解が広がり、社内で相談しやすい環境づくりや柔軟な働き方を導入する企業も増えてきています。「体調が悪いから少しゆっくり働きたい」と伝えることは、決してわがままではありません。PMSは病気ではないとはいえ、確かに存在する不調です。自分の体を守る行動として、ケアの選択肢を持つことが大切です。

生理期間を楽しく過ごすために新しいナプキンを使用して、気分転換をしてみませんか?

 関連商品はこちら
フェムケアコラムに戻る